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ED(勃起不全)とは?原因と治療法

EDの要因

EDとはErectile Dysfunctionの意味で「勃起障害」・「勃起不全」と呼ばれていて、EDになってしまうにはさまざまな原因があります。
これは男性特有の症状となり、女性は発症しません。

年齢に関わらず、今やどの年代の男性でもかかると言われていて、その要因も日常生活から影響してくる部分も大きいのです。
EDの原因は大きく3つに分かれます。

■器質性ED

老化が起因になるものを器質性EDとよびます。歳を重ねると同時に、血管や神経などの身体の組織が機能しづらくなります。

器質性の場合、30代から症状を自覚し、40代以降になるとその割合が増えていきます。

■心因性ED

過度のストレスにより起こるのが心因性EDです。普段は交感神経と副交感神経がバランスよく働いています。ですが、過度のストレスを受け続けると交感神経だけが機能するようになります。

たとえば、仕事でうまくいかなかったり夫婦・恋人とトラブルが起きてしまったりするケースです。問題をどうにか解決しようと脳内は緊張しやすくなるのです。この緊張状態が続くと寝つきが悪くなる、食事が喉を通らないなどの交感神経ばかりを使う生活になります。

ヒトはある程度のストレスに対応できますが、それ以上のストレスは身体にアラートをだします。心因性EDは原因が1つとは限りません。過度なストレスを感じる原因を探る必要があります。

■薬物性ED

服用している薬がEDの原因となる可能性があります。勃起しない原因は血管や神経系が弱まることで発症します。

もし血管や神経に作用する薬を服用していた場合、それがEDを引き起こしている可能性は十分に考えられます。

たとえば、精神神経薬や呼吸器官・アレルギー用剤、ホルモン剤などが原因となる主な薬です。

すでに服薬している男性は、薬が原因になっていないか医師に相談しましょう。

参考HP:EDの要因と分類について<浜松町第一クリニック>

このように、EDの原因には様々なものがありますので、専門機関できちんと症状を見てもらうことが大切です。

EDの治療費用

これらの原因を検査し、診断を行い治療をすすめるのはEDの専門医にかかる必要があります。
ED治療には保険が使えないので自費診療になります。「診察を受ければ高額な値段を請求されるかも」と思うかもしれませんが、通常は1万円前後で治療が可能です。

価格に対する価値観は個人次第ですが、そのまま放置すれば生活バランスを大きく崩してしまうかもしません。
少しでも自覚症状があれば、可能な限り病院やED治療を専門にするクリニックなどの利用をおすすめします。

ED治療薬を飲んだ後の反応

ED治療薬は誤解されやすいのですが、あくまで補助成分です。あくまで勃起力を手助けする薬として服用するので、精力剤だと勘違いして飲んでいる方もいます。

また、ED治療薬を服用すると心臓に悪いと考える人もいます。確かに血管を拡張させる働きがあるため、少し動悸が激しくなることもあるでしょう。

しかし、ED治療薬が心臓に直接悪影響を及ぼすわけではありません。